よくある症状

よくある症状

首や肩のこり、痛み

首や肩の慢性的なこりや痛みにお悩みの方はもともと多かったのですが、パソコンやスマートフォンの普及により若い方にもこうした症状でお悩みの方が増加しています。
姿勢や運動不足などの生活習慣、加齢など症状を起こす原因は様々です。周辺の筋肉に問題がある場合も多いのですが、違う部位からの影響によって症状を起こしていることもあります。
また、交通事故やスポーツなどの際の強い衝突が原因になっている場合は、速やかな検査が必要です。こうした突発的な衝撃によるダメージは時間が経つにつれて悪化するケースも多いため、痛みがそれほど強くない場合でもできるだけ早い受診が必要です。

腰、背中の痛み

立ち仕事でデスクワーク、長時間の運転など、同じ姿勢を続けていると発症や慢性化を起こしやすい症状です。また重いものを持ち上げるなど、腰や背中に強い負荷をかけたり、疲労などが蓄積したり、無理な動作を行うことで発症するケースもよくあります。
代表的なものにぎっくり腰があります。これは重いものを持ち上げるなどのきっかけによって起こる急性の強い腰痛です。動けないほど痛みが強くなることもあります。必要な場合には痛み止めなどで症状を緩和させ、必要に応じてリハビリで症状緩和や機能回復、再発防止を行います。

手や足の痺れ

手や指の酷使、悪い姿勢、睡眠時の姿勢、加齢、打撲など原因は多岐に渡ります。生活習慣による軽い症状の場合には、負担が大きい動作の制限や姿勢の矯正、筋肉の強化、こまめなストレッチ、運動の習慣化などで改善効果が見込めます。
1週間以上症状が続く場合や、運動障害が起きているケースでは整形外科疾患の症状として現れている可能性が高いため、ご相談ください

捻挫(ねんざ)、打撲

捻挫は靭帯が伸びたり切れたりしている状態ですが、複数の靭帯が深刻なダメージを受けていることもあります。また、捻挫を起こしていると思っていたら、骨折を起こしているケースも少なくありません。
また、捻挫によってダメージを受けた靭帯は、時期によって治療内容が大きく変わります。受傷直後は冷却、固定、圧迫、拳上などの処置を行った上で、必要な場合には炎症を鎮める薬の処方を行います。炎症が治まって修復が開始されはじめたら、冷やすのは厳禁になり、運動療法が必要になります。運動療法では、筋力や可動域を回復させて感覚を取り戻し、血行の改善によって修復を促す効果が期待できます。
捻挫してからパフォーマンスが落ちたというケースのほとんどは、患部周辺の不安定性の残存や、筋力や感覚の低下が原因になっています。しっかり治療を受けて、適切なリハビリで機能を回復させましょう。

骨折、脱臼

骨折や脱臼の疑いがある場合には、早めに受診してください。手術が必要な場合も多いため、X線検査などによる正確な診断が不可欠です。当院では、手術が必要と判断された場合には、基幹病院へのご紹介や、希望される患者様には本院でのご対応も致します。
手術が必要ないと判断された場合は、引き続き当院で保存的治療を行っていきます。X線検査などで骨や関節の状態を確認しながら適切な固定を必要な期間行い、医師と理学療法士が密に連携してリハビリを行っています。リハビリでは、可動域訓練や筋力強化を行っていきますが、併行して日常の動作に関するきめ細かいフォロー、ご自宅でできるケアやストレッチ、トレーニング、動作の注意点などのアドバイスも患者様のライフスタイルなどを考慮した上で行っています。

スポーツによるケガ

スポーツでは、様々なケガをする可能性があります。受診された際にまず重要なのは、損傷部位を特定して、その程度を見極めることです。骨、靭帯、筋肉、筋腱付着部、神経など、損傷が及んでいる範囲を適切な検査などによって正確に診断することで、練習を休む必要の有無も判断できます。
急性期には、炎症を落ち着かせるために薬物療法や物理療法を行い、必要があれば固定処置を施します。炎症が改善して修復がはじまったら組織修復を促す治療と運動療法が必要になります。
スポーツは瞬間的に高い負荷がかかる反復運動が多いため、特定の部位に負担を集中させないために正しいフォームを身に着けることがケガの再発防止には不可欠です。当院ではフォームチェック、正しいフォームに必要な筋肉の効果的なトレーニング法などについても理学療法士がご相談に応じています。

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